ホモ・サピエンス

人類の先祖が生まれたのは200万年前である。現代人の先祖サピエンスがネアンデルタール人をしのぎ、その支配を確立したのは5万年前と言われる。北アフリカに住んでいたサピエンスが欧州に勢力を持っていたネアンデルタール人に競り勝った。 ネアンデルタ…

万引きとひったくり

大阪が「住みやすい街」世界第3位になった記事は書いた。その延長線でいろんなランキングを調べた。そして「警察庁犯罪統計資料」に、大阪は殺人日本一位、ひったくり日本一位、スリ日本二位、そしてびっくりしたのか「万引き」が日本第四七位である。この…

夢をみる

昔から眠りが浅いのかよく夢をみる。しかもその夢を朝目が覚めてからもはっきり思い出す。いろいろな場面、いろいろな登場人物、いろいろな時代の夢をみる。楽しみである。二つ月前には昭和天皇と食事した。昔であれば「不敬罪」で逮捕投獄されていただろう…

こよみ

11月に入って山々の紅葉も色づき、すこし秋らしい気配を感じる。しかし関西地方、特に京都の紅葉の最盛期は今月末まで待たねばならない。写真撮影には紅葉は絶好の被写体である。写真が趣味の私は特に季節の移り変わりに敏感になっている。 旧暦では二十四…

2025年大阪万博

大阪万博に最大の追い風の記事が8月号の英国エコノミストに掲載され、大阪人として驚いた。 英誌エコノミストの調査部門「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)」がこのほど発表した「2018年世界で最も住みやすい都市ランキング」で、オースト…

スマホ雑感

スマホ雑感 電車に乗ると向かいに座っている6人の内5人はスマホを覗いている。メールを確認し返事を書いている人、その日のニュースを読んでいる人、ゲームをしている人と色々だが、何か異常な感じがする。スマホを忘れたらパニックになる人も多いと思う。 …

ボット

「ボット」ってなに。わたしも初めて聞く言葉であった。「ツイッター の機能を使って作られた、機械による自動発言システム。語源はロボットから来ている。特定の時間に自動ツイートするbot、ユーザーのbot 宛の発言にリプライするbot、特定のキーワードに反…

デジタル・ポピュリズム

この二、三年、大方の予想に反した投票結果となったのはアメリカの大統領選挙、イギリスのEU離脱である。両者は共に僅差であった。そこにロシアの介入があったと報じられている。 今のフェイスブックやツイッターを利用した世論操作のテクノロジーは我々の想…

メルカリとライン

株式会社メルカリは、東京都港区に本社を置く日本の企業。フリマアプリ「メルカリ」のサービスを運営している。2013年に山田進太郎が株式会社コウゾウを設立、2016年に初めて黒字化した。(ウイキペディアより)今年6月に創業5年目で上場、株価は4000…

昨年のアメリカ大統領選挙から「フェイクニュース」という言葉がよく使われるようになった。「フェイクニュース」とは「嘘のニュース」である。インターネットが使われるようになってフェイクニュースが一瞬にして世界を駆け巡る。 「ナショナル ジオグラフ…

火焔型土器を聖火台に

縄文時代は一万年続いた平和な時代であったという。 世界史上一番長く平和が続いたのは江戸時代の二百五十年と言われているが、縄文時代の平和は一万年続いている。ただ文字がなかったので戦争があったかどうかの記録はない。 しかし発掘される遺跡の墓地か…

半端ない

傘寿を過ぎた人から「ググる」って知っているかと聞かれ驚いた。調べ物するのに「グーグル」で検索することをいうらしい。新語かな?。会話をしていて、お互い「え」と思ったことがあれば、すぐにスマホで調べることが多い。そして情報を確認しながら会話が…

初夏の風

初夏の風 一昨年から大岡信氏の「折々のうた」を書き写している。原稿用紙に鉛筆で書く。以前は朝日新聞の「天声人語」であったが、年とともに「詩歌」を書き写すほうが心穏やかな時間を過ごせる。 大岡氏の「折々のうた」は朝日新聞に1979年から掲載が…

イノベーション

2018.6.5 イノベーション シリコンバレーでご活躍の桝本博之氏が講演の中で、イノベーションを「常識破壊」と定義されていた。日本では「イノベーション」は「技術革新」と訳されるのが普通である。 技術革新の言葉から想像されるのは、19世紀のワットの蒸…

食パン

食パン 4月から大阪テレビで「大阪人の新常識 OSAKA LOVER」が月一回放映されている。その第一回の放送の冒頭が「関西圏のパン文化」であった。戦前大阪市内45店舗の直営店に「電気自動車」を使って配達していた「マルキ号製パン」が、堀江に東洋一のパン…

ドケチ

ドケチ 最近の若い人が使うかどうかわからないが、我々後期高齢者が若い時、「ドケチ」という言葉をよく使った記憶がある。「ケチ」といえば「吝嗇」、鼻眼鏡をかけた高利貸しのようなイメージがあるが。「ドケチ」はなんとはなく、ユーモアが感じられる。大…

重老齢社会

日経新聞の(電子版)で「重老齢社会」の記事を読んだ。「超高齢者社会」という言葉は今までも良く見聞きしたが、「重老齢社会」という言葉は寡聞にして初めて知った。 この3月の時点で後期高齢者が前期高齢者を上回った。前期高齢者と後期高齢者と合わせると…

スイスアーミーナイフ

スイス・アーミーナイフ グーグルのプロダクトマネージャーが、グーグルの検索エンジンを「スイス・アーミーナイフ」にたとえてプレゼンテーションしたことがある。「キレイかつシンプルでどこにでも持っていける。特定の用途向けの道具が必要になったら、す…

お染風邪・お七風邪

お染風邪・お七風邪 新春から二度インフルエンザに罹った。一月にはB型、二月にA型である。この20年来、夫婦共にインフルエンザに罹ったことがない。80歳にもなれば若い頃からいろんな流感に罹って免疫があるから予防注射の必要もないと、高をくくっていたが…

日本が中国 日本省になる日

中国 日本省になる日 中国のGDPが日本の三倍になったと報道された。日本が2011年に三位に転落してからわずか6年である。まさか三倍にもなっているとは思いもしなかった。 習近平が国家首席になってから、中国は急角度で発展し始めた。そしてその経済力…

家電見本市

2018.2.5家電見本市 1月10日ラスベガスで「CES」(家電見本市)が始まった。トヨタは豊田章男社長自らが戦略車「イー・パレット」(全長4〜7メートルで低床のバリアーフリーの電気自動車)を発表した。これは自動運転で相乗りのバスとして、イベント会場…

否定と肯定

否定と肯定(2018.1.20) デボラ・リップシュタットの「否定と肯定 ホロコーストの真実をめぐる戦い」を原作とする映画「否定と肯定」を観た。地味な映画だが観ているうちに引き込まれ、原作の翻訳本を取り寄せて読んだ。 ホロコースト(ナチスによる大量虐殺…

遠野に旅する

遠野に旅する(1017.11.20) 六十年来の念願が叶って遠野(岩手県)へ行った。柳田國男氏の「遠野物語」にある「デンデラノ」「ダンノハナ」「カッパ淵」に、わが身を置いてその雰囲気を感じたいとの思いで旅に出た。 遠野物語には大きく分けて、「河童の話」…

龍(2017.12.20) 昔からなぜ架空の動物の「龍」が崇められるのか考え続けている。中国では「龍」西洋では「ドラゴン」があり、日本でも仏教寺院の天井絵の睨み龍として「龍」が描かれている。 中国では夏王朝の禹王の時代に権威の象徴としての「龍」がある。…

平安時代

平安時代(2018.1.5) 子供の頃、元旦の恒例行事が終わった後、親父が読み手で「百人一首」のかるたとりをした。定番は小倉百人一首で鎌倉時代の藤原定家が編纂したものである。しかしその収録された歌の大半は平安時代の歌人が読んだものだ。 平安時代は西暦…

浮世絵

浮世絵 心の原風景(2017.10.5) NHKの「美の壺」を見られておられる方も多いと思う。最近「空間の魔術師 ロイド・ライト」の番組を見た。ご存知の通り帝国ホテルの設計者である。建築はともかくその番組でライトが浮世絵の収集家と知った。日本での設計料のほ…

好きな言葉

泉 私は「泉」という言葉が好きだ。一字では「心」「和」なども好きだが、「心」は魂のイメージ、人間を感じ、「和」は道徳的な響きがあるのに対して「泉」には心の故郷を感じる、ロマンティックな響きがある。 泉といえば思い浮かぶ場所が二箇所。武蔵野と…

カナブンとAI

カナブンとAI(2017.12.5) 日経新聞でAI(人工知能)を使った「昆虫サイボーグ」の研究が進んでいるとの記事を読んだ。「カナブンにはAIによる生命が宿っている。背中に埋め込まれた電子回路が筋肉を刺激し、羽を動かす。衝突回避など虫が持つ生体機能と組み…

ボルボから軽自動車へ

ボルボから軽自動車へ(2017.9.5) 昔スエーデンのボルボは安全な車の代名詞であった。世界で初めてシートベルトを装置した。またスエーデン鋼の強度も有名であった。世界一安全な車として世界中にその愛好者がいた。20世紀後半のアメリカ映画では登場人物を…

風立ちぬ 神風特攻隊

宮崎駿の「風立ちぬ」を封切り初日に観た。宮崎駿の長編アニメは「風の谷のナウシカ」から数えて11作目であると云う。ところが私は宮崎駿のまんが映画を見るのは初めてである。夏休みの公開ということもあって子供向けのアニメ映画だと決めてかかっていたが…