2017.8.5ノーネクタイ

2017.8.5ノーネクタイ 

 真夏になるとサラリーマン諸氏はノーネクタイで仕事ができる。小池百合子東京都知事に感謝しなければならない。小泉内閣時代、環境庁長官の小池女史が「クールビズ」を提案し推進してくれなかったら、猛暑の中扇子片手にハンカチで額を拭きながらネクタイを締め働いていると思う。ただしネクタイ屋さんはさぞかし小池氏を恨んでいることだろう。

ノーネクタイは今やファッションの一つとして世界中にひろがった。世界の首脳陣が集まる場所でも写真撮影にノーネクタイの人がいる。

 日本の政治家も閣僚会議の後の写真撮影で、安倍総理はじめ各閣僚がノーネクタイで臨んでいる姿を新聞紙上やテレビ報道でみる時が多い。特に菅官房長官のネクタイ姿は見たことがないように思う。

 一方アメリカのトランプ大統領のノーネクタイ姿を想像することはできない。大統領のイメージは赤いネクタイ紺色のスーツである。一昔前のアメリカのエリートの姿である。大統領がパリ協定離脱に署名したのも、世界中の地球温暖化に対する願いに逆行する姿勢が、その「赤色のネクタイと紺色のスーツ」に象徴されているように思われる。中国の習近平国家主席のノーネクタイ姿もTVで見たことがない。旧守派と革新派と分類することはできないが。

  世界のトップのIT企業のCEOはノーネクタイを通り越して、ジーンズとTシャスでプレゼンテーションをしている。しかも丸刈りである。アップルの新製品の発表会をネクタイ姿でする場面は、今や想像もできない。なぜかIT企業にはジーンズとTシャツがよく似合う。不思議ではある。ホリエモンこと堀江貴文もいつもTシャツだ。

 日本から始まったクールビズが「ノーネクタイ」のファッションになって世界に広がったのかどうかは、寡聞してわからないが、夏を涼しく過ごせるのはありがたい。